まどろみは朝が来る少し前に

まどろみは朝が来る少し前に


退屈な夜に後ろ髪を引かれているのに少し

少しだけ緩んだ吐息を落とす

窓辺に頬杖をつけば薄いブルーグレーが

静寂のしじまに明けを連れて来るのが見えたから

嘘のない顔で眠るあなたの横で

嘘を脱ぎ捨てるための小さな眠りにつきましょう

退屈な夜の残り香が

異国のおとぎ話を語りだすまえに

ほら