未完の夢の端で

未完の夢の端で


こころを固くして見る浅い夢は

不確かな迷い道


どこまで広がるのか

わたしの知らない夜は

世界には静寂しかなく

そのしじまが頼りなく広がり続けて

幻想のベールに覆われていた星々が

わたしを叱る


その声は無音では無い、何か

いつ迎えたのか

わたしの知らない朝は

乳白色の中で僅かな薄桃色が揺らぎ

無意味な不安を横目で諭す


その瞳は呼びこんだ、何か


夢では無い夢を追い立てて

わたしは何処に立つ?

何を求めた?

そんな問いかけすら切れ切れに薄れて

よく知った現実に身を滑らせる時

例え

夜と朝の間に見たものが真実だったとしても

それを語る言葉は遠ざかる


涙は充分に流れたでしょう

胸が痛くなるほどのおののきと

固く閉じた身を救うめざめ


さあ

行きなさい

怖くないから