生きて進め生きて進め生きてきた道で何を知ろうと 行く末で誰とすれ違おうと 目と耳と皮膚を信じてみよう 大海をゆく小舟の中で 星を頼り 風を頼り 船首を向ける先を ひとりわたしが決めてみよう 風の立つ海原も凪いだ水面も 自らを導にした等しくわたしの道 裸で生まれてきた 名無しで生まれてきた そのわたしの 目と耳と皮膚を信じて進め 脈々と連なる命の連鎖の 水滴ほどのひとコマを 尊厳あるそのひとコマを 儚きいとなみに知る道を行け 生きて進め詩【想】
生きて進め生きてきた道で何を知ろうと 行く末で誰とすれ違おうと 目と耳と皮膚を信じてみよう 大海をゆく小舟の中で 星を頼り 風を頼り 船首を向ける先を ひとりわたしが決めてみよう 風の立つ海原も凪いだ水面も 自らを導にした等しくわたしの道 裸で生まれてきた 名無しで生まれてきた そのわたしの 目と耳と皮膚を信じて進め 脈々と連なる命の連鎖の 水滴ほどのひとコマを 尊厳あるそのひとコマを 儚きいとなみに知る道を行け 生きて進め