ある祈り


ある祈り



頭をさげたひまわりの姿 晩夏を鼓舞するレクイエムに 永遠の狭間に溺れていこうと  もがくわたしの腕を掴んだ熱風 気がつけば 引き上げられた場所に連なる セミの薄羽のような  薄桃色の花弁が捧げる祈り 一瞬酔いしれた後に  呼び寄せられた静寂は 生み出すための歓喜 欠けてゆく熱を腹に溜めたまま 成熟へ 枯れ始めたひまわりよひまわりの花よ 今 再びのさらば #詩 #創作

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